ホワイトバランスの使い方（その２）

前回に引き続き、"Triple Exposure"より。

（「その１」はこちら　→　http://d.hatena.ne.jp/wakugai/20120215/1329257029）

■ホワイトバランスのマニュアル設定

カメラのホワイトバランスを自分で設定したくなることもあるでしょう。たとえば、光源が複数あるときなどです。あるいは、アーティスティックな表現のために、色味を暖かく、あるいは冷たくしたいということもあるかと思います。

以下は色々な光源の典型的な色温度です。これらの色温度はカメラのホワイトバランスを設定するのに使えます。

■参照画像を使ってホワイトバランスを設定する

色温度の一覧を暗記するのは面倒すぎる、かといってカメラに最初から入っているプリセットを使いたくもない。そのような場合には、自分専用のプリセットを作るのが一番です。これは複数の光源がある際に良い方法です（たとえば、窓から差し込む光と室内の照明が混在しているときなど）。

設定方法はカメラにより異なりますが、普通は以下のような手順となります。

1. 白いものを写した写真を撮ります。画面内の殆どを白色が占めるのが理想です。紙でも、より正確な較正ターゲットでもかまいません。
2. カメラのホワイトバランスのカスタム設定メニューを選びます。
3. 先ほど撮影した画像を選び、カメラにホワイトバランス調整をさせます。
4. 設定したプリセットを用いて、撮影した画像の肌のトーン、主要なディテールなどがナチュラルに表現されているかを確認します。

参照元: http://3exposure.com/2012/01/26/white-balancing-your-camera-part-2/

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